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中国リポート

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☆☆☆ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 女子第7節 6.18 ☆☆☆
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈八一冀中能源 3−1 大土河・華東理工〉
○木子 −11、8、8、−4、7−3 馮亜蘭
 劉曦 −8、−3、−7 劉詩ウェン○
○郭躍/劉曦 12、13 馮亜蘭/江越
○木子 9、5、7 劉詩ウェン
(山東東平体育会展センター)

〈北京首鋼 3−2 大同金地砿業〉
 盛丹丹 −9、−4、−4 武楊○
○丁寧 6、3、7 劉高陽
 盛丹丹/李佳原 5、−6、0−7 李暁丹/劉高陽○
○丁寧 9、6、4 武楊
○リ・ミョンスン 2、9 李暁丹
(北京首鋼バスケットボールセンター)

〈山東魯能 3−0 金華銀行〉
○陳夢 4、7、3 劉ジン
○李暁霞 5、4、5 アリエル・シン
○陳夢/顧玉ティン 2、7 楊楊/斯文
(金華市体育センター)

〈鄂尓多斯東方路橋 3−2 秋林格瓦斯・吉中州〉
 張薔 −6、−9、7、−7 王曼昱○
 朱雨玲 −9、−8、−8 趙雪○
○朱朝暉/趙岩 7、6 陳可/姚俊羽
○朱雨玲 4、7、9 王曼昱
○趙岩 3、6 陳可
(エジンホロ旗全民活動センター)

〈大連海昌 3−0 広東二沙〉
○文佳 8、9、9 張遅
○李佳イ 5、6、7 童海苗
○常晨晨/李佳イ 4、6 張遅/劉韵慈
(大連大学体育館)

 アップが遅れて申し訳ありません。超級リーグ女子第7節の結果は上記のとおり。引き続き、週末に行われた第8節の結果もお伝えします。

 ここまで6戦全勝の北京首鋼は、難敵・大同金地砿業に逆転勝ちして7連勝。エース丁寧はシングルス通算11勝2敗でリーグ最多勝。そして、この大同戦でもラストを締めた北朝鮮のリ・ミョンスンは6勝1敗と、「外援(助っ人外国人選手)」としては申し分ない働きを見せている。閻永国監督も「リ・ミョンスンがここまで良いプレーをしてくれるとは、正直思わなかった。試合を重ねるごとに良くなっている」と第4節終了時にコメントしている。チームメイトとのコミュニケーションもうまくいっているようだ。着々と勝ち星を重ねている北京だが、チームの総合力から言うと、ひとつ負けるとガタガタ崩れる危険性もある。「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」というところか。

 その北京を星ひとつの差で追走するのは鄂尓多斯(オルドス)東方路橋。右シェークドライブ型の趙岩と、左シェークドライブ型の朱朝暉の大型ダブルスがここまで6勝1敗。チームの確実な得点源になっている。趙岩はラストでも、韓国オープンで石川佳純(全農)を破った陳可に完勝。国家女子チームでも指折りのフィジカルの持ち主だけに、自信をつければさらに飛躍する可能性を秘めている。
  • 中国全土を転戦するリ・ミョンスン(写真は14年世界卓球)

  • 堂々たる体躯を誇る趙岩(写真は13年全中国運動会)