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中国リポート

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 8月17〜23日に中国・南京の五台山体育センターで行われる第2回ユース五輪・卓球競技。開催国の中国からは、男子は世界ランキング3位の樊振東、女子は世界ランキング35位の劉高陽が出場する。
 14〜18歳のアスリートに出場資格のあるユース五輪。前回の第1回シンガポール大会で、中国は男子にエントリーした尹航(イン・ハン)が故障のために出場できず。中国は女子代表の顧玉ティンが女子シングルスを制したものの、男女ひとりずつの選手で組む混合団体ではチュニジアのハマムと組んで出場することになり、準決勝で日本に敗れて銅メダル。日本は男子シングルスの丹羽孝希の金メダルと合わせて、3種目中2種目を制した。

 中国男子代表の樊振東は、来年開催される世界選手権(個人戦)蘇州大会でも優勝候補の一角を占める。さすがに地元開催の大会では、中国もベストの人選で臨んできた。女子の劉高陽も、まだ一般クラスでは目立った戦績がないものの、同世代では際立ったボールセンスの持ち主で、左腕から放つフォアドライブは切れ味抜群。日本から出場する村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)と加藤美優(JOCエリートアカデミー)は、この最大の強敵にいかにして立ち向かうのか。

 最後に、現在のところユース五輪への出場が決まっている有力選手もお伝えしておこう。中国リポート担当も8月に南京に飛び、若者たちのスポーツの祭典を密着取材します。

★男子
スーディ(ハンガリー)
オルト(ドイツ)
楊恒韋(チャイニーズタイペイ)
チェン・ディオゴ(ポルトガル)
カルデラノ(ブラジル)
金民赫(韓国)
アファナドル(プエルトリコ)
☆女子
杜凱琹(香港)
ディアコヌ(ルーマニア)
邱嗣華(チャイニーズタイペイ)
ミッテルハム(ドイツ)
リリー・チャン(アメリカ)
フェルマース(オランダ)
S.ムケルジ(インド)
ルオ・アンチー(カナダ)
ラコバチ(クロアチア)
  • 樊振東、最大の敵は地元開催のプレッシャーか(写真は14年世界卓球)

  • 個人的に「陳静2世」と呼んでます、劉高陽(写真は13年世界ジュニア)