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 台風15号、19号、21号で甚大な被害を受けた千葉県で、Tリーグの『T.T彩たま』が復興講習会を行った。
 講習会に駆けつけたのは、坂本竜介監督、岸川聖也、松平健太、神巧也の4名。「台風被害で練習ができていない中学校がある」という被災地域の話を耳にして、任意で参加した。

 講習会は10月26日に館山市民体育館で行われ、特に被害の大きかった千葉県南部の中学校卓球部に呼びかけ、南房総市、鋸南町、館山市、鴨川市、茂原市、市原市、木更津市などから約250名が参加。

 「台風被害でとても大変な生活になっていると思いますが、この講習会でみなさんから笑顔が生まれたらとてもうれしく思います」と冒頭で挨拶した松平選手。オリンピックや世界選手権の代表選手による迫力あるプレーを間近で見た中学生の歓喜の声を聞くと、「たくさんの笑顔を見ることができて、自分たちも励まされました」と話した。

 講習会を終えた坂本監督は、「今回の講習会の話をすると、二つ返事で岸川、松平、神が参加すると手を上げてくれました。千葉県以外にも多くの地域で被害を受けてしまったところがあります。今後もT.T彩たまとして継続的に被災地での講習会を行っていきたい」と話した。