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6月17~20日 東京武道館で行われた今年の日本リーグ前期大会

男子も女子も最終日の20日まで優勝の行方がわからない大熱戦となった。
男子は最終日の第一試合で、全勝同士の東京アートと協和発酵キリンがぶつかり、3-1で東京アートが競り勝ち優勝をほぼ手中に収めた。第二試合でもリコーに対し、3-0のストレートで勝利、危なげなく優勝を決めた。

東京アートは全試合中2点しか落とさない完璧な優勝。
韓陽・張一博・高木和卓に加え、大矢・水野・塩野の新人3人の加入が大きい。
大森・高木和健一が完全控えに回る強力布陣を止めるチームは見当たらなかった。

女子はサンリツが初優勝。最終日の最終試合で全勝同士で常勝・日本生命とぶつかったが、3-1で勝利を決めた。
新加入の福原愛がトップで元世界3位の李佳を下す殊勲。初対戦の両者だが、気合十分の福原がスタートダッシュをかけて、圧倒した。
2番では東京選手権、ビッグトーナメント優勝の侯琳が、ニッセイの新人・田代を球の威力とコースで一蹴。
3番ダブルスはニッセイにとられたものの、4番の坂本が高校の先輩・藤井をフルセット9本で下して、優勝を決めた。

最後の一本は藤井のサービスミス。藤井はその場は呆然とした表情だったが、表彰式では悔しさからずっと涙を流していた。
常勝ニッセイだが、金沢が抜け、岸田が監督代行をしながらのダブルスと駒不足は否めない。

次の7月末の実業団選手権までにどう対策を練ってくるか、女王ニッセイの巻き返しに注目したい。


●男子1部
1位:東京アート
2位:協和発酵キリン
3位:シチズン
4位:住友金属物流
5位:原田鋼業
6位:リコー
7位:信号器材
8位:東信電気


●女子1部
1位:サンリツ
2位:日本生命
3位:日立化成
4位:中国電力
5位:十六銀行
6位:朝日大
7位:アスモ
8位:神戸松蔭女子学院大

男子1部優勝:東京アート
女子1部優勝:サンリツ

●個人賞
[最高殊勲選手賞]
高木和卓(東京アート)
福原愛(サンリツ)

[優秀選手賞]
森下雄太(リコー)
藤井寛子(日本生命)

[最優秀ペア賞]
韓陽・張一博(東京アート)
岸田聡子・藤井寛子(日本生命)

[新人賞]
大矢英俊(東京アート)
福原愛(サンリツ)
[ファインプレー賞]
坂本竜介(協和発酵キリン)
時吉佑一(住友金属物流)
侯琳(サンリツ)

[ジャンプアップ賞]
中国電力