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速報・現地リポート

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世界選手権広州大会(団体戦)

 トップは福原対唐。第1ゲーム、バック対バックで3-6とリードされ、コースをフォア攻めに切り替えるが、相手のバックハンドの強打の思い切りに翻弄され、ゲームを落とした。第2ゲームはフォアのコースに攻める作戦に切り替え4-1とリードし、ペースをつかみかけたが、3本のバックハンドミスが響き8-11で逆転された。第3ゲームは投げ上げサービスから必死にボールに食らいつき、5-2とリードを保ち、またフットワークも良く両ハンドで粘るが、接戦での相手側のバックハンド強打が止めることができなかった。

 2番の平野は、文に対してラリー戦に持ち込めず、厳しいコースを先に突かれて第1ゲームを押し切られ、第2ゲームの前半も1-5でリードされ、ペースをつかむことができなかった。第3ゲームに入り、持ち前の粘りでジュースになり、思い切ったプレーでゲームを取った。勢いが出てきた平野はフォアドライブにも本来のスピードが戻り、4,5ゲーム目を連取した。

 3番の福岡は李恩姫と対戦。第1ゲームはサービスで得点するも相手の速攻に苦しみ、後半でサービスエースを取り、勝利した。第2ゲームはバックに攻められ、ジュースで惜しくも敗れた。サービス、レシーブも互角の展開となり、丁寧につないでくる李の粘りに3,4ゲーム目を連取されて敗れた。

 4番の平野は、第1ゲーム前半は互角の戦いから得意のフォアドライブで先取。第2ゲームはフォアドライブをカウンターで狙われ、後手に回って失点を重ねた。3ゲーム目から両ハンド攻撃に切り替え、フットワークを生かして3,4ゲームを連取した。

 5番ラストの福原は文と対戦。第1ゲームは出足でリードされ、ばん回できなかった。第2ゲームは思い切りの良いプレーで出足から一気にゲームを取り返した。第3ゲームも惜しいところでフォアドライブがオーバーし、ゲームを落とした。第4ゲームは福原の速攻が戻り、バックハンドの命中率でゲームを取り返した。最終ゲームは、バック対バックで勝ち抜き、思い切りの良さで勝利した。
【高島の通信簿】1番福原60点 2番平野80点 3番福岡70点 4番平野90点 5番福原100点