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世界卓球パリWEB速報

●男子シングルス準決勝
張継科(中国) 8、2、9、10 許シン(中国)

男子シングルス準決勝、前回優勝の張継科が許シンを圧倒し、明日の決勝へ進出。

動きが悪く、自慢のフォアドライブがいつも以上に落ちてしまった許シンに対し、張継科は打球点の高い両ハンドドライブを叩きつけ、終始主導権を握った。世界最高峰の打撃戦を期待したのだが、中国勢同士の試合によくある「探り合い」「外し合い」のまま試合が終わってしまった印象だ。

第3ゲーム、許シン8ー6のリードから張継科が8ー10と逆転し、9ー10となったところで張継科がタイムアウト。次の一本で張継科のバックハンドがネットインとなり、張継科が3ゲーム連取。
第4ゲームは張継科7ー3のリードから、許シンが7点連取で7ー10と逆転したが、許シンがここでゲームポイントを決めきれない。張継科が10ー10に追いつくと、前陣バックドライブから超高速の回り込みドライブをバックストレートへ決める。最後も張継科の回り込んでのバックストレートへのドライブに、許シンが全く反応できず。

ワールドツアーなどでは勝ったり負けたりのふたりだが、ビッグゲームではまだ実力差があるか。