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女子ワールドカップ・神戸大会速報

 世界ランク9位の石川と同4位の馮天薇は、4勝2敗で対戦成績では馮天薇がリード。しかし、今年に入っては1勝1敗で互角。馮が1ゲーム目を先取したが、2,3ゲーム目を石川が取り返し。さらに4ゲーム目を馮が取り返すというシーソーゲーム。前陣でジョブロックとカウンター、先制攻撃を仕掛ける石川に対して、やや下がり目の中陣から回転をかけた両ハンドドライブでミスを誘う馮天薇。
 2-2の5ゲーム目、4-5から連取され4-11で落としたが、6ゲームを取り返した石川。最終ゲーム6-3とリードした石川だったが、7連取され、6-10。最後は7-11で石川が敗れた。
「最後、6-3とリードしていただけにすごく悔しい。ちょっとしたミスを相手に持って行かれた。今回、ロングサービスは良かった。でも、6-3での次のサービスを間違えてしまい、その気持ちのままレシーブに入ったので、焦りが出てしまった。今回はまあまあ納得のいく試合ができた。負けたけど、良い感触で試合ができたので、これからの練習にそれを生かしていきたい」
●準々決勝
馮天薇(シンガポール)7,-9,-8, 9,4、-9,7 石川佳純(日本)