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ITTFワールドツアー2013
グランドファイナル速報

● 女子シングルスU21準決勝
リン・イエ(シンガポール) 9、8、-5、13、ー8、4 浜本
呉穎嵐(香港) -8、5、-11、10、-9、ー8、10 梁夏銀(韓国)

朝10時から行われたU21の準決勝。
まずは女子の結果からお伝えしよう。

女子は浜本が出場したが、強打者のリン・イエに敗退。
男勝りの両ハンドドライブ、特にフォアドライブの威力は男子レベルの破壊力で、浜本のブロックを吹き飛ばした。

もともと粗い卓球のリン・イエだが、ツボにはまると手がつけられない。
浜本がコースを突いて打球点を落とさせても、それ以上に回転がかかったボールを打ち続けてくる。
リードした1・4ゲーム目を逆転で取られてしまい、浜本は自分のペースに持ち込めなかった。

ベンチに入った偉関コーチは「日本の女子にはないボールがくる。しかも連続で打ってくるので、厳しかった。日本女子だけの練習では、あのボールは止まらない。男子を相手に練習する必要があるだろう。とにかくパワーがすごかった。
近年、香港やシンガポールの女子ジュニア選手がパワータイプになってきている。中国の女子卓球男性化を受けて、パワーに重点を置いているのだろう。日本の中だけで勝っても、海外では男のような女子選手のボールを取らなければならない。対策をこれからしていこうと思う」と語った。



  • 豪快なスイングのリン・イエ。フォアドライブは強烈

  • チキータで流れを変えにいった浜本だが、リン・イエは崩れなかった