● 男子シングルスU21準決勝
フランチスカ(ドイツ) 4、6、5、13 森薗
ゴズィ(フランス) -7,5、6、3、7 チェンフォン(シンガポール)
続いて男子のU21準決勝
フランチスカとの対戦を熱望していた森薗だったが、力の差を見せつけられる形になってしまい、肩を落とした。
フランチスカはサービスが非常に多彩で、順回転の横と、YGサービスを巧に出し分けてくるため、森薗はチキータで狙いにいけず、苦しい展開となる。
フランチスカはロングサービスを多めに出して、森薗のチキータを潰しにかかった。点数が離れたら、後半も思い切ったロングサービスを出していた。
相手に大事にいくサービスを出させるためにも、森薗としては点数を離されずについていきたい。点数を離さないことで、後半の思い切ったロングサービスを封じたかった。
ショートサービスならば、森薗の武器であるチキータからの展開が生きる。その展開に持ち込めなかったのが敗因だろう。
「チャンスがなかった」と肩を落とす森薗。チキータを封じられ、ラリーでも勝てない相手の前にして、呆然と立ち尽くす。
新たな進化、武器が森薗に求められている。