● 女子シングルス準々決勝
丁寧(中国) -10、6、-13、5、9、8 馮天薇(シンガポール)
李暁霞(中国) 5、5、2、7 朱雨玲(中国)
Vi.パブロビッチ(ベラルーシ) 4、8、5、7 趙岩(中国)
劉詩ウェン(中国) -7、7、3、4、2 田志希(韓国)
長くなる予感、いえそんなことはなかった。
Vi.パブロビッチが趙岩をストレートで下し、ベスト4へ進出した。
趙岩は強打で打ち込むタイプだけに、Vi.パブロビッチの粒高にどんどんはまってしまった。
強く打てば打つほど、回転のかかったボールが返ってくる。それは底なし沼のようで、趙岩を混乱させた。
つないでも、Vi.パブロビッチは強烈なドライブで狙ってくる。
趙岩はゲーム間、タイムアウトなど、時間を大幅に超過して審判に何度も注意されていたほど余裕がなく、いらついた表情を見せていた。
中国の若手の弱点はカットだ。それは日本にもいえることだが、これからはカット対策というよりは、カットマンの育成が大事になるだろう。
カットに弱い選手は相手チームに強いカットマンがいれば団体戦に使うことは難しくなる。
逆に強いカットマンがいれば、相手のオーダーを制限できるかもしれない。