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ITTFワールドツアー2013
グランドファイナル速報

● 女子シングルス準決勝
丁寧(中国) 5、7、-9、2、-9、-5、3 李暁霞(中国)

11年世界女王・丁寧と13年世界女王・李暁霞との大勝負。
このような中国選手同士はお互いに手の内は知り尽くし、戦術勝負となるが、今回は少し違う。

李暁霞が明らかに精細を欠き、らしくないミスを重ねている。
丁寧が積極的に攻めている感はあるのだが、それにしても李暁霞のミスが多く、序盤に大きく離されてしまう。

4ゲーム目は8−0と丁寧が引き離し、ゲームカウントを3−1として、勝負あり!と思われた。
しかし、そこはさすがに李暁霞。5ゲーム目の10−9でネットインのボールを前に出てバックスマッシュし、なんとかゲームを奪取。
これが流れを変えて、6ゲーム目は圧倒した。

やはり最終ゲームまでもつれる両者の戦い。
丁寧がスタートダッシュをかけ、4点連取。その後、1点取られるも、また4点を連取し、8−1。これはさすがに勝負あった。

前ラウンドでは朱雨玲に何もさせずに意気消沈させた李暁霞だったが、その強さはどこへ行ってしまったのかと思うほど精細を欠いていた。

馮天薇との打ち合いを制した丁寧のほうが勢いが持続していたのか。
  • フォアが好調だった丁寧が決勝へ

  • 丁寧とは対照的にフォアのミスが目立った李暁霞