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ジャパンオープン・荻村杯2014

 Uー21男子シングルス・予選グループ、2戦2勝で決勝トーナメント進出を決めた及川瑞基(青森山田高)。回転とスピードとコース取り、この3つの要素を巧みに組み合わせるラリー展開は、見ていて実に面白い。特にループドライブの使い方のうまさには思わずうなる。会心の強打も相手のミスも同じ1点。劣勢に立たされそうになった時は、絶妙なコース取りのループドライブでピンチの芽を摘み、相手のミスを誘う。故・荻村伊智朗氏の「卓球は100メートル走を走りながらチェスをするようなスポーツ」という言葉を思い出した。

 今年8月のインターハイでは、昨夏失った団体タイトルの奪還を目指す及川。卓球王国では同期の三部航平とともに、「新時代の旗手」として彼にショートインタビューを行う予定。7月発売の9月号に掲載されるので、お楽しみに!