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ジャパンオープン・荻村杯2014

 男子シングルス1回戦で、上田仁(協和発酵キリン)が世界ランキング7位で本大会第一シードの荘智淵(チャイニーズタイペイ)を4-2で下す金星をあげた。

 「出だしから相手が緊張する場面でいい展開に持ち込めた」という上田。世界最速とも言われる荘智淵のお株を奪うような、得意のチキータからの切れ味鋭い速攻を見せた。各ゲームとも点数的には競ったが、昨日の予選リーグ最終戦でプレーが硬くなって敗れたのとは対照的に、終始落ち着いて自分のプレーを貫いた。

 昨年は塩野真人(東京アート)が荘智淵を破ってから一気に優勝まで駆け上がった。突破力のある上田も快進撃を続けるか!? 「今大会この後の目標は?」との問いには、「優勝、と言いたいところですが、私は意識するとプレーがおかしくなることが多いので、1戦1戦頑張りたい」(上田)。


上田 -10,3,10,9,-9,8 荘智淵