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ジャパンオープン・荻村杯2014

 大会の開幕前に伝えるにはいかにも残念なニュースだが、今回のジャパンオープン荻村杯は男子を中心に、有力選手の欠場のニュースが相次いでいる。

 まず今大会の第1シードになるはずだった世界ランキング5位の張継科(中国)が出場をキャンセル。超級リーグのシーズンまっただ中ではあるが、韓国オープンには世界ランキング1位の許シン(中国)が出場し、優勝しているだけに張継科にもぜひ勇姿を見せてほしかった。その他のアジア勢では世界ランキング12位のガオ・ニン(シンガポール)も欠場だ。
 ヨーロッパ勢では世界ランキング13位のフレイタス(ポルトガル)がキャンセル。ジャパンオープンにはこれまで出場したことがなく、ついに初出場かと思われたが……。ロシア男子のエース・シバエフ、フランスのホープ・ゴーズィもキャンセル組。6月半ばという開催時期は、中国では超級リーグのシーズン中であり、ヨーロッパではプロリーグのオフシーズン。強豪選手を集めるにはなかなか難しいタイミングだ。

 女子では平野美宇(JOCエリートアカデミー)も欠場。世界ランキングを30位まで上げ、今大会も上位進出が期待されていた。また伊藤美誠(スターツSC)と組むダブルスでも、今年に入ってワールドツアーで優勝2回・準優勝1回と絶好調だっただけに残念。
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