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ジャパンオープン・荻村杯2014

女子シングルス決勝、ジャパンオープン初優勝を狙った石川は馮天薇(シンガポール)に敗れた。序盤は相手の両ハンドに食らいつきゲームを先行したが、馮天薇は攻守に隙が無く逆転を許し2-3。6ゲーム目はリードされながらデュースまで追いつくも11本で終戦。馮天薇の前に突破口を見いだせず、安定感、スピード、球威、どれも相手が一枚上手といった印象を受けた。真っ向から打ち合って勝てない相手をどのように崩していくかが今後の課題か。

以下、会見での2人のコメント
馮天薇「今日はとても苦しい試合だった。お互い調子が良く、その中でもいいプレーをすることができてうれしい。9月のアジア大会まで約2カ月練習をして、石川選手と再戦したらよりいいプレーができるようがんばりたい」

石川「1回戦から厳しい戦いが続いたが、粘り強さを発揮できその点で成長したと思います。苦しい場面で観客の皆さんからの声は聞こえているし力になります。日本でで試合をやることがパワーになっています。これから技術面はもちろん、もっと強気なプレーや競った場面でも動じないプレーができる精神力を身につけたいと思います」

女子シングルス決勝
石川 -10、9、3、-3、-5、-11 馮天薇(シンガポール)

この後は大会最後の試合、男子シングルス決勝に水谷が登場。ダブルスにつづく二冠を狙う。
  • 2度目のジャパンオープン制覇

  • 惜しくも2位に終わった石川