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世界卓球蘇州大会WEB速報

●混合ダブルス準決勝
吉村/石川 8、ー5、6、ー10、7、4 キム・ヒョクボン/キム・ジョン(北朝鮮)
許シン/梁夏銀(韓国) 6、5、ー9、5、9 黄鎮庭/杜凱琹(香港)

前回大会優勝のキム・ヒョクボン/キム・ジョンを4ー2で下し、吉村/石川が決勝進出!

前回大会で敗れた相手に対し、吉村/石川は序盤からエンジン全開。吉村のサービスが非常によく効いた。キム・ジョンがまったく回転を読めず、ツッツキを大きくオーバーミスさせる場面も。そして吉村は、攻撃でも石川とのコンビネーションが試合を重ねるごとに高まり、石川との迫力ある連続攻撃を見せた。

石川もキム・ヒョクボンの強打に臆することなく、体勢を崩しても相手コートに打ち込み、吉村の反撃につなげていた。第6ゲームは出足から一気にリードを広げ、キム・ヒョクボンの集中力が切れた。一気に押し切った日本ペアは強かった。77年大会の田阪登紀夫・横田幸子ペア(準優勝)以来、日本勢では38年ぶりの混合ダブルスでの決勝進出。明日タイトルを獲得すれば、69年ミュンヘン大会の長谷川信彦/今野安子以来、実に46年ぶりの優勝だ。

★吉村真晴/石川佳純の試合後のコメント
吉村「相手も世界チャンピオンだし、思い切るだけでした。自分たちから攻めていくようにしました。特に、相手のキム・ヒョクボンに攻めるように気をつけました。明日も戦術を組み立てて思い切ってやるだけです」

石川「最初から最後まで攻め続けたことと、相手はチャンピオンなので私たちは挑戦者としてプレーしました。キム・ヒョクボンはパワーがあるので難しかったけど、最後のゲームはサービスからの攻撃がうまくいった。吉村君は、パワーもあって一発で決まるしサービスもうまい。本当に今日みたいな試合ができれば明日も良い試合ができる。
 シングルスで負けたあとだけど、ミックス(混合)では良い試合ができる自信があったから、あまり落ち込まずにできた。相手は強いのはわかっていたので思い切って何も失うものがないと思って戦いました」
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※上記リンクは2015年4月時点のものです。