個人戦は中国勢が上位を独占するので、国と国の戦いの興奮という点では団体戦に及ばない。
しかし、丁寧vs劉詩ウェンあるいは男子ダブルス決勝のようなラリーは、中国どうしの対戦だからこそ見ることができるまさに「超人たちの宴」だった。いやーひどいラリーだ。
だいたい樊振東なんか、中陣どうしのラリーからいきなり台の近くに来て、大きなフォームでなおかつ頂点前でカウンタードライブを叩きこんだりするのだ。あの打球点であのスイングサイズって、そもそも見たことがない光景だ。
卓球はどこまで進化するのだろう。いやはやひどい卓球だ。恐ろしい。