●女子準決勝
陳夢(中国) 7、9、3、ー4、9 丁寧(中国)
女子シングルスのファイナリストは、陳夢と朱雨玲!
世界ランキング1位の丁寧は3位に終わった。試合中、蘇州大会決勝で傷めた右足首をかばうしぐさも見せた丁寧。数日前に行ったインタビューでは、右足首の状態は中国語で「七七八八」、ほぼ良くなっていると語っていたが、昨日は試合が続き、かなり疲労がたまっていたことを試合後に明かした。これからも国際大会や超級リーグなど試合が続く丁寧、そこまで無理はできないというのが本音だろう。
劉詩ウェンと朱雨玲の一戦は、時折バック対バックの火の出るような高速ラリーが続く。蘇州大会では劉詩ウェンが完勝していたが、この試合は劉詩ウェンに勝利にかける思いがそれほど感じられなかった。このジャパンオープンも、リオ五輪の選考レースの中に位置づけられるが、「(ジャパンオープンは)あくまでワールドツアーの中の一大会。これからも大会はたくさんあるし、その一つひとつが自分にとっての試練だと考えている」と試合後のコメント。