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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2015)

派手なラリーに隠れがちだが、愛工大名電ペアはサービスとレシーブを丁寧にコントロールし、1−1の3ゲーム目、5−8からの逆転勝ちを演出した。

松山がきっちりとストップを決め、相手が繋いだボールを木造がバックでストレートへ起こしていく。スピードはないが、木造の3球目チキータはふわっと宙に浮き、台についたらぎゅっと曲がる。そのボールを明徳ペアは狙い打てなかった。
本来ならレシーブからチキータで攻めるスタイルだが、強打者の明徳ペアはそれを待っている。そこでストップでのワンクッションを入れることで攻略したのだ。

「準決勝でチキータからの展開が良くなくて、決勝はフォアを中心にレシーブしました」(木造)
「良いプレッシャーを持ってやれました。木造はチャンスメイクがうまいので、ぼくが決めていけた」(松山)

メイデン勢のダブルス優勝は96年の真田浩二・金氏祐一ペア以来、19年ぶり。
団体の優勝は逃したが、松山・木造はダブルスで面目躍如となった。
  • 逆転勝ち、そして観客席へガッツポーズ!

  • 声援を送るメイデン応援団

  • 惜しくも敗れた明徳ペア

  • 19年ぶりに母校にカップを持ち帰るふたり