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全国高校選手権(インターハイ2015)

男子ダブルスで3位に入賞した内村秀平、英司(都城商業/みやこのじょうしょうぎょう)の兄弟ペア。
見た目があまりにそっくりなので双子と勘違いしそうだが、兄が3年生の秀平、弟が2年生の英司と年子の兄弟で、英司のほうが背が高いところも少々ややこしい。

彼らは地元の都城TTCで卓球を始め、五十市中、そして都城商業で腕を磨き、全国の表彰台へ駆け上がった。

決して卓球が盛んではない土地だが、地道な努力を積み、卓球エリートに果敢に挑戦する姿は、観ている者に感動を与えた。

都城商業の学校対抗への出場は実に33年ぶり。当然ながら全員が初のインターハイ団体の試合になる。
その中で、1回戦で名門校・上宮を破り、2回戦で慶應義塾に勝利して、ベスト16入り。3回戦の希望が丘戦も惜しい試合だった。

シングルスでは兄の秀平が4回戦進出(ベスト32)、そして本日のダブルスでは愛工大名電、瓊浦、関西、青森山田のペアを次々に破り、準決勝へ進出した。

「表彰台は最高です。最後のインターハイで良い結果が出せてうれしいです」(秀平)
「うれしいです。来年は(兄がいなくなるから)厳しくなるけど頑張りたい」(英司)

平日は5時間、休日は1日練習を課し、見事にメダルを獲得した内村兄弟。
その胸にかけたメダル、そして笑顔は美しかった。
  • 初の団体戦で燃えたメンバー

  • 上宮をストレートで押し切った

  • コンビネーションはもちろん抜群

  • ベンチでともに戦った藤井監督と一緒に