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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2015)

●男子シングルス決勝
三部(青森山田)−6、−11、8、7、−7、6、9 木造(愛工大名電)

最終ゲームの2−5、そして5−8とリードされていた三部が執念の粘りを見せて逆転勝ち。
8−8の勝負所で強気のロングサービスを2本。試合中にあまり感情を出さない三部だが、「負けられない」という気迫が全面に出ており、最後は大きなガッツポーズ!
最後の青森山田メンバーとして王者の牙城を守った。

「シングルスでの成績が出せてなくて、今回はどうしても優勝したかった。ずっと及川が来ると思って準備していたから木造くんが来てちょっと嫌だった。チキータが取れなかったので、ロングサービスからラリー戦に持ち込もうと思い、最後は気持ちで粘りました」(三部)
今日は観客席で水谷隼選手も応援に駆けつけた。偉大なるOBに見守られ、見事に三部は高校王者に名を刻んだ。
おめでとう。

敗れはしたが1年生の木造は堂々の戦いで、優勝まで本当にあと一歩だった。特にチキータからの展開とチキータ対策のパターンが多く、三部も「どこにボールがくるのかわからないから、ボールを絞りにくい」とコメント。
首から提げた銀色のメダルを金に変えるために来年に向けての戦いが始まる。
  • 全中以来、シングルスのタイトルとなった三部

  • 強化してきたというフォアハンドで粘った

  • 逆転負けが悔やまれる

  • 惜しかった木造。ボールの威力は申し分ない