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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2015)

●女子学校対抗2回戦
四天王寺3−0済美
明誠3−0松商学園
横浜隼人3−0青藍泰斗
正智深谷3−1華頂女子
明徳義塾3−2大野
鳥取敬愛3−1和洋女子
山陽女子3−2岩国商業
明豊3−0浜松修学舎
進徳女子3−1奈良女子
福井商業3−0桜の聖母
五所川原商3−0常盤木学園
希望が丘3−1新潟産大附
駒大苫小牧3−2愛み大瑞穂
芦屋学園3−1粉河
札幌大谷3−0武蔵野
遊学館3−1富田

 シード校が登場する女子学校対抗2回戦は、熱戦の連続。まず明徳義塾対大野。「全校生徒は170名、コンビニもない山村です」という大野村から参戦した大野。しかし、自治体の協力と、有力校を招待しての試合合宿などで力をつけた。3年生がひとりもおらず、明徳戦の4番で井を破った柳田主将でさえ、「昨年も団体メンバーに入っていたけど、試合に出るのは今年が初めて」というフレッシュなチーム。それでも、選手たちは持てる力を十二分に出し切った。

 1回戦で日南学園を破り、勢いに乗る粉河(こかわ/和歌山)に競り勝ったのは兵庫・芦屋学園。エース馬場の強さが際立つが、勝負を決めたのは1年生の中森。富永監督が「バック表で、チームメイトのみんなが嫌がるいやらしさがある」と評価し、思い切って起用。ゲームオール10ー8から10ー10に追い付かれてベンチをヒヤヒヤさせたが、最後はフォアハンドで打ち切ったのは見事。

 富田と遊学館の有力校対決は、遊学館に軍配。前回ベスト8・前々回3位の愛み大瑞穂は、駒大苫小牧に苦杯。ラストでカットの伊藤が、駒大苫小牧のサウスポー・西谷の巧みなカット打ちに惜敗した。打てそうなボールでも正確なストップで返球し、粘り倒した。
  • 大野の柳田キャプテン、明徳戦で勝利

  • 殊勲の星を挙げた芦屋学園の1年生・中森

  • 勝利を決めた西谷を迎える駒大苫小牧ベンチ