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全国高校選手権(インターハイ2016)

●女子学校対抗3回戦
四天王寺(大阪) 3ー0 浜松修学舎(静岡)
札幌大谷(北海道) 3ー1 明誠(島根)
正智深谷(埼玉) 3ー1 済美(愛媛)
希望が丘(福岡) 3ー0 進徳女子(広島)
明徳義塾(高知) 3ー0 日南学園(宮崎)
愛み大瑞穂(愛知) 3ー0 秋田商業(秋田)
横浜隼人(神奈川) 3ー0 福井商業(福井)
山陽女子(岡山) 3ー0 五所川原商業(青森)

女子学校対抗3回戦は、8試合中6試合がストレートでの決着。私立強豪校のレベルの高さを見せつける結果となった。

ベスト16に入った学校では、正智深谷と接戦を演じた済美の健闘が光った。多彩な戦型が揃う済美、カットの篠原が正智の1年生・丸を破って1点を挙げた。右ペン表の篠崎が4番でカットの田尻に対し、0ー2の第3ゲームにマッチポイントを取られてから粘って追いついたが、逆転はならず。2台進行のラスト家高が押し気味に試合を進めていただけに、惜しまれる一戦だった。

「ベスト16はいつ以来かわからない」(細谷監督)というほど、久々の16強進出となった秋田商業は、ダブルスを組む3年生の小田嶋と佐藤を軸に、2回戦では富田に快勝する活躍を見せた。愛み大瑞穂にはストレートで敗れたが、大健闘だ。「うちは全部地元だし、全中に出ている子も少ない。県卓球協会の強化練習に参加している成果が出てきた。富田戦ではダブルスが好調で、『いい勝負をしてくれるだろう』と思っていたけど、そこから乗ってくれた感じですね」(秋田商業・細谷監督)

日南学園は、前陣攻守の土橋とカットの多武の変則ペアが明徳義塾の熊中/小脇から1ゲームを奪ったが、チームはストレートで敗れた。エース格の森谷が腰の故障から完全に復調せず、4番に下がる厳しい戦い。日南学園の西谷監督は「明徳さんは強かったです。勉強させてもらいました。森谷の分をみんなでカバーして、力を出し切ってくれたと思います」と語った。
  • オールラウンドなプレーを見せた済美のチョッパー篠原

  • 秋田商業をベスト16に牽引した小田嶋(手前)/佐藤ペア

  • 明徳ペアから1ゲーム奪った日南学園の土橋(右)/多武