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全国高校選手権(インターハイ2016)

●男子ダブルス決勝
高見/田中(愛工大名電) 11、8、-5、6 伊丹/沼村(野田学園) 

「部内ではほどんど勝ったことがない」という松山/木造のチャンピオンペアを準決勝で下し、決勝の舞台に上がった高見/田中。
対する伊丹/沼村は接戦をくぐり抜けてきた百戦錬磨のペア。

前半から果敢にチキータで攻めていった伊丹/沼村だが、要所で高見/田中が連続ポイントをあげる。チキータの質では野田学園のほうが上だ。しかし、それを待ち伏せして狙い打ちする戦術がピッタリはまり高見/田中が先行する。

田中の前陣球さばきはセンスを感じる。両サイド、そして打球点の早いストレート。相手が苦しむ場所へ確実にボールを送り、高見をアシストした。

「優勝はうれしいです・。中3の終わりくらいから組んで、全然結果がでなかったけど、東京選手権くらいから慣れ始めた。県と東海大会で優勝して自信がつきました」(田中)

「決勝はチキータの質が高くてミスが多かったけど、気持ちで入れていきました。優勝はビックリしています」(高見)

果敢に攻め、冷静に相手を崩していったふたり。クレバーであり力強いペアだった。

高見/田中、新チャンピオンおめでとう!
  • 相手を分析したコース取りが光った高見(左)/田中

  • 愛工大名電が2年連続ダブルスを制す

  • 新チャンピオン、晴々した笑顔だ

  • 攻撃力はナンバーワンだった野田学園ペア