ロンドンで銅メダルを獲得しているドイツの英雄オフチャロフが、まさかの敗戦。
相手はロシアリーグの「オレンブルク」のチームメイト、サムソノフ(ベラルーシ)。オフチャロフがゲームを先取し、2ゲーム目にサムソノフがリードした時点で、サムソノフが左脇腹を押さえ、ゲーム中断。大会の医療チームが控え室に連れていき、テーピングして帰ってきた。
これでオフチャロフがリズムを狂わしたのか。終始、オフチャロフが強攻し、それをブロックで柔らかくかわすサムソノフが、そこから反撃するパターンだ。
1996年アトランタ大会から出場を続ける40歳のサムソノフは今までベスト8が最高の成績だったが、初のベスト4となった。まさに望外の喜び。
準決勝は張継科との対戦となった。