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リオ五輪

 8月3日に五輪のドロー(組み合わせ抽選)が行われた。
 8月の最新ランキングに基づいて行われるが、メダル獲得に向けてドローの行方が、そのメダルの可能性を決めると言っても過言ではない。
 
●男子シングルス
日本の水谷は第4シードで、準決勝で馬龍(中国)と対戦するブロックに入った。勝ち上がっていくと、まずはギリシャのカット、ギオニス。次が唐鵬(香港)か。そして準々決勝ではフレイタス(ポルトガル)とゴーズィ(フランス)の勝者か。
 第1シード馬龍のブロックにはボル(ドイツ)と荘智淵(タイペイ)がいる。水谷としては比較的に苦手にしているボルと準々決勝前で対戦する可能性もあったのだから、良いブロックに入った。
 丹羽は初戦でトリオラ(ナイジェリア)かチェコのブロコブツォフ。次にオーストリアのフェガール。そこに勝てば強敵、黄鎮廷(香港)。そして準々決勝は張継科だ。
 第2シードの張継科(中国)のブロックは陳建安(タイペイ)や李尚洙(韓国)がいる。
 第3シードオフチャロフ(ドイツ)は苦手とするアポロニア(ポルトガル)と対戦し、準々決勝はサムソノフ(ベラルーシ)か。

<予想の準々決勝対戦>
馬龍 VS. ボル
水谷 VS. フレイタス
オフチャロフ VS. サムソノフ
黄鎮廷(もしくは丹羽) VS. 張継科

 かりに水谷が準決勝で馬龍に敗れると、メダル決定戦に進む。そこで張継科とオフチャロフの敗者(おそらくオフチャロフか)と対戦することになる。オフチャロフとの対戦は五分五分の水谷にとって、悲願のメダルなるか!? 4年前よりも心技体ともに充実している日本のエースに期待したい。そしてテレビの向こうで声援を送ってほしい。
 また調子を落としていた丹羽だが、本来の大物食いを見せることができるか。なんとしても黄鎮廷に勝ってほしい。
  • 男子初のメダルを目指す水谷

  • 丹羽は2回戦からの出場