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リオ五輪

●男子団体1回戦
〈日本 3ー2 ポーランド〉
○吉村 ー10、5、15、14 ワン・ツォンイ
○水谷 12、9、ー9、10 ディヤス
 丹羽/吉村 7、ー9、ー7、8、ー9 ワン・ツォンイ/ゴラク○
 丹羽 ー8、7、ー11、ー8 ディヤス○
○水谷 9、4、ー8、9 ゴラク

日本男子、初戦のポーランド戦は苦しみながらもラスト水谷が勝利。3ー2で競り勝って、準々決勝へ駒を進めた。準々決勝の対戦相手は、オーストラリアを一蹴した香港だ。

今大会の初戦となる吉村が、トップでワン・ツォンイと激しい打撃戦。第2ゲーム16ー15のゲームポイントでは、バックのロビングから逆襲のバックドライブを決め、観衆を熱狂させた吉村。第4ゲームは8ー10から追いついて、16ー14。五輪での初陣を勝利で飾った。

2番水谷も、ディヤスの中陣から放つ強烈な両ハンドドライブに苦しみながら、要所を締めた。第4ゲームは10ー6から10ー10に追いつかれたが、ここでディヤスのフォアをチキータで打ち抜き、最後は12ー10。日本、2ー0で勝利に王手をかける。

しかし、ポーランドも強かった。劣勢にも気合いは衰えず、3番ダブルスではベテランのゴラクが渋い働き。丹羽/吉村のチキータにもよく反応し、ブロックやカウンターでコースを突いてくる。日本ペアは最終ゲーム、8ー4でリードしたのだが、ここから追いつかれ、最後は9ー10から吉村のフォアドライブがネットを超えず。

4番丹羽は、ディヤスの強烈な両ハンドドライブに手を焼いた。攻守ともややミスが多い丹羽に対し、ディヤスは威力あるフォアドライブをコースに打ち分け、一本しのいでからバックドライブで逆襲。第3ゲーム、丹羽の連続ドライブをしのいだディヤスのバックロビングがエッジで入る不運もあった。ディヤスが競り勝ち、大きく吠えた。

しかし、日本はラスト水谷という絶対的な安心感があった。ゴラクのブロックとカウンター、思い切って攻めてくる台上のチキータにも動じず。第4ゲームは9ー9からゴラクのフォア前へ、ピタリとストップを2本止め、10ー9からゴラクのフォアをパワードライブで打ち抜いた。

安堵の倉嶋監督。日本、苦しい苦しい勝利だった。これがオリンピックなのだ。
  • 2点取ったエース水谷。本当はラストまで回したくなかっただろう

  • トップで緊張しながらも勝利した吉村の1勝は大きかった

  • 単複で2点落とした丹羽

  • 強烈なバックドライブで水谷と丹羽を苦しめたディアス