男子団体の準々決勝は日本対香港が激突。3月の世界選手権クアラルンプール大会でも対戦しており、このときは3−1で日本が勝っている。参考のためにこのときの記録を掲載しよう。
〈日本 3ー1 香港〉*2016世界選手権結果
○水谷 11、7、ー10、5 何鈞傑
○吉村 ー6、ー5、11、9、5 黄鎮廷
丹羽 ー5、ー6、ー2 唐鵬○
○水谷 ー9、5、ー11、7、11 黄鎮廷
もちろん、試合方式も違うのでこれで占うことは難しい。世界選手権でも吉村対黄鎮廷、水谷対黄鎮廷は紙一重の試合だった。五分五分の試合になると思って良い。
五輪方式は以下のようになる。
1 A 対 X
2 B 対 Y
3 C/AまたはC/B 対 Z/XまたはZ/Y
4 AまたはB 対 Z
5 C 対 X またはY
起用メンバーは同じ。日本としては丹羽対唐鵬を避けたい。香港のダブルスは唐鵬と何鈞傑が既定路線と思われたが、1回戦のオーストラリア戦では黄鎮廷と何鈞傑のダブルスで、唐鵬が2点起用と予想外のオーダー。この香港戦は、監督のオーダー、起用の采配が重要なポイントになる。シングルスでは丹羽が競り合いとはいえ、黄鎮廷に勝ったのが明るい材料となっている。
いずれにしても苦しい戦いになるのは必至。激戦が予想される。