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リオ五輪

●男子団体準々決勝
〈中国 3ー0 イギリス〉
○馬龍 ー6、4、9、9 ピチフォード
○許シン ー9、6、6、7 ドリンコール
○張継科/許シン 4、7、ー11、4 ウォーカー/ドリンコール

〈韓国 3ー1 スウェーデン〉
○朱世赫 5、6、ー9、6 K.カールソン
 李尚洙 ー9、8、ー6、8、ー10 M.カールソン○
○鄭栄植/李尚洙 2、4、7 イェレル/M.カールソン
○鄭栄植 4、ー8、3、7 K.カールソン 

日本時間で15日午前3時から行われる日本対香港、ドイツ対オーストリアに先立ち、男子団体準々決勝の2試合が行われた。中国と韓国がベスト4に勝ち上がった。

中国対イギリスは、イギリスが1番のピチフォード、2番のドリンコールともに1ゲームを先取する健闘。特にピチフォードは出足からバックストレートへのバックドライブを連発し、馬龍を6ー0とリード。ゲームカウント1ー1となった第3ゲームは9ー7、第4ゲームも9ー7と終盤までリードを奪い、互角のラリー戦を展開して馬龍を追い詰めた。
3番ダブルスも、第3ゲーム8ー10とマッチポイントを握られてから逆転するなど、粘りを見せた。卓球の母国と、卓球の帝国の一戦は、決してワンサイドゲームにはならなかった。

一方、韓国対スウェーデンは、2番で右シェークフォア表のM.カールソンが焦りの見える李尚洙に競り勝ち、前半を終えて1ー1。しかし、韓国はダブルスが強い。鄭栄植/李尚洙がストレートで快勝し、再び流れを引き寄せた。スウェーデンは左シェークドライブ型のK.カールソンが、随所に好ラリーを見せながらも2失点。コースが単調になってしまうと、安定性で韓国を上回ることは難しかった。
  • スウェーデン戦の4番でチームの勝利を決めた鄭栄植