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ジャパンオープン・荻村杯2017速報

 男子ダブルス準々決勝で、世界選手権銀メダルの森薗/大島、リオ五輪団体銀メダルの丹羽/吉村が、それぞれ快勝し、ベスト4進出を決めた。両ペアは、明日行われる準決勝で対決することになる。

 森薗/大島はストレート勝利。大島のパワードライブ、そして少しでも浮いたボールには踏み込んで全力ドライブを打ち込む森薗の積極的な攻撃が、タイペイペアを呑み込んだ。また丹羽/吉村も、苦戦が予想された香港の実力派ペアに3-1で快勝。丹羽のカウンターが冴え渡り、吉村も長いリーチかを活かしたスピードドライブで得点を重ねた。
 
 スウェーデンのカールソンペアは馬龍/許昕に1ゲーム先取。その後は台上で封じられたが、ラリーでは多くの見せ所を作った。以前より硬いボールが採用された点は、相対的に欧州勢のラリーの強さに有利に働いている部分があるかもしれない。


●男子ダブルス準々決勝
森薗政崇/大島祐哉 4、7、11 陳建安/江宏傑(タイペイ)
丹羽孝希/吉村真晴 8、8、-9、6 何鈞傑/黃鎮廷(香港)
樊振東/林高遠(中国) 7、11、-6、-6、6 金珉鉐/林鐘勲(韓国)
馬龍/許昕(中国) -10、1、5、6 K.カールソン/M.カールソン(スウェーデン)
  • 香港ペアを下した丹羽/吉村

  • 快勝で準決勝進出

  • 中国の若手ペアはやや苦戦

  • 金珉鉐/林鐘勲(韓国)は中国ペアを追い詰めるも惜敗