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ジャパンオープン・荻村杯2017速報

★樊振東戦後の水谷のコメント

「最初にポンポンとゲームを落としてしまい、悪い流れになったけど、観客の皆さんの後押しもあって、3ゲーム目以降は良いプレーができた。どんな局面でもあきらめてはいけないと思っていたので、3ゲーム目の8ー10、4ゲーム目の0ー5からでも追いつくことができた。
 序盤は相手も様子を見てきていたので、そこでもっと良いプレーがしたかった。決勝に残れなかったのが残念ですが、改めてたくさんの方に支えられているなと感じました。

 4・5ゲーム目はほとんど互角だったので、ああいうプレーができればチャンスがある。そこは開き直って、リラックスしてプレーできたので、これからもリラックスしてやれるようにしたい。樊振東はチキータがうまいけど、逆にそれを狙って得点できたのは評価できると思う。相手がチキータしてきた時にはほとんど得点になっていた。対中国選手では、ミスを怖れずにどんどん攻めていって、それが一本でも多く入るようにしたい。今日の自分のプレーは50〜60点だけど、4・5ゲーム目は80〜90点。あの感触を忘れないようにしたい。

 今日は1台でプレーする快感を味わうことができて、このために卓球をやっているんだなと思いました。世界選手権で張本に負けて、気持ちはすごく落ち込んだし、不完全燃焼のモヤモヤがあったので、今大会でそれを振り切りたかった。今日のプレーを振り返って、修正できるポイントがたくさん見つかったので、そこを重点的に強化できればまだまだ伸びていけると思う。まだまだ強くなりたい気持ちもあるし、手応えもある。もっと強くなりたい」(水谷)