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全国高校選手権(インターハイ2017)

 女子学校対抗2回戦で、地元福島の桜の聖母が岩国商業(山口)を3−2で振り切り、3回戦進出を決めた。
 桜の聖母は1、2番のシングルスを落として0−2と後がなくなった場面から、3番のダブルス、4番の高橋沙希が取り、ラストにつないだ。
 ラストでは、バック面粒高の異質攻撃型・續橋が2ゲームを先取し、そのまま一気に決まるかと思われたが、岩国商業の坂口が踏ん張りを見せて2ゲームを返した。最終ゲームは互いに一歩もゆずらない展開が続いたが、粒高プッシュと思い切りのいいフォアスマッシュを打ち続けた續橋に軍配が上がり、長い試合に終止符がうたれた。
 「地元開催ということで1回戦では生徒たちに堅さが見られました。2回戦は思い切って行こうと伝えましたが、とても苦しい試合でした。目標はベスト8なので、明日の3回戦で武蔵野さんに勝ちたいですね」と小林監督。
 桜の聖母と武蔵野は春の選抜のベスト8決定戦で対戦しており、そこでは武蔵野が3−1で勝っている。1年生2人がレギュラー入りし、チーム力がアップしている桜の聖母がどのような戦いを見せるのか、注目したい。