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全国高校選手権(インターハイ2017)

 愛み大瑞穂(愛知)と激戦を演じた木更津総合(千葉)。木更津総合の指揮をとる原田監督は、このインターハイをもって勇退が決まっていた。
 原田監督にとって最後の夏になった今大会、木更津総合は躍進を見せた。1回戦で日南学園(宮崎)、2回戦で鹿児島城西(鹿児島)に勝ち、初のベスト16入りを果たすと、3回戦で愛み大瑞穂に肉薄。1年生の小林光優が愛み大瑞穂のエース秋山に勝ち、主将の小林美結もカットの石田にあと一歩まで迫るなど、見応えのある内容だった。
 「私にとって最後のインターハイでしたが、生徒たちは本当によくやってくれました。勝たせてあげることができなかったのは私の力不足。でも、悔いはありません。これまでもベスト16に入れる可能性は何度かありましたが、入ることができなかった。最後のインターハイで最高の成績を出せたことはうれしく思っています」(原田監督)
旧木更津中央時代から数えて36年間の監督生活。木更津総合を千葉県屈指の名門校に育て上げた原田監督の夏は、最高の形になったに違いない。
  • 1年生ながら全勝と活躍した小林光優

  • 試合後に選手とハイタッチをする原田監督