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全国高校選手権(インターハイ2017)

 男子シングルスの本命は王者・木造勇人(愛工大名電)。昨年の優勝で、その後は全日本ではジュニア優勝、一般でもベスト8に入った逸材だ。苦手なタイプもおらず、打ち合いにも強いだけに、2連覇は十分にありえるだろう。

 しかし、その木造を追うライバルたちは多い。同じ愛工大名電勢の髙見真己と田中佑汰、そして野田学園勢の沼村斉弥、戸上隼輔、宮川昌大らが対抗と言える。特に戸上のドライブ速攻は勢いに乗ると止まらない爆発力を持っており、大会を盛り上げてくれるだろう。

 その他にも近畿王者の菅沼湧輝(大阪桐蔭)、エリートアカデミーから大原学園に進学した金光宏暢、全日本ジュニア2位の宮本春樹(愛工大名電)、遊学館の出雲卓斗と五十嵐史弥など、実力は拮抗している。

 今年のナンバー1は誰だ? 木造に待ったをかける選手はいるのか。

連覇で強さを証明したい木造

ライバル・髙見。昨年2位から頂点を狙う

戸上の爆発力は頼もしい

シングルスベスト32のトーナメント