●女子ダブルス決勝
井絢乃/三村優果(明徳義塾)8、7、−5、9 笹尾明日香/杉本恵(横浜隼人)
女子ダブルス決勝は、井/三村が徹底したストップレシーブを見せ、ラリー戦では早いピッチでバック側を攻める戦術で、笹尾/杉本のフォアドライブを封じて2ゲームを連取。第3ゲームは笹尾/杉本がプレーを立て直して回転量のあるフォアドライブでゲームを奪った。
第4ゲームは一進一退の攻防が続き、ゲームの終盤は熾烈なラリー戦の応酬になったが、最後はバックハンドに強みを見せた明徳ペアが勝利。井/三村は涙の初優勝となった。
敗れはしたが、笹尾/杉本の活躍は目を見張るものがあった。2人のダイナミックなフォアドライブは明徳ペアを苦しめた。
「最後のインターハイで優勝できてうれしいです。5年間、優果と組んで、最高の結果が出て良かったです」(井)
「支えてくださった人たちに感謝の気持ちを持って、恩返しができたことが良かったです」(三村)