●男子シングルス準々決勝
木造(愛工大名電)8、13、10 柏(関西)
金光(大原学園)7、8、8 蛭田(希望が丘)
田中(愛工大名電)5、12、6 沼村(野田学園)
戸上(野田学園)13、-9、7、9 高見(愛工大名電)
戸上と高見の試合以外はストレートで決着。
3選手が貫禄を見せる形になった。
会場の注目を集めたのは戸上vs高見。
大きなフォアの打ち合い、台上での先手の取り合いなど、見応えのある試合展開。
バック対バックへ持ち込みたい高見を避けるように、戸上はフォアのラリーへ誘導。
戸上の上から打ち込む鋭いボールは高見といえども簡単には返球できず。カウンターミスを誘われた。
「前回の対戦の時はバック対バックで得点ができていたけど、今回は緩急をつけられて点が取れなかった。フォアも速くて、守りになってしまった。台上で勝負したかった」(高見)
木造とともに三冠王を目指していた高見だが、新進気鋭の1年生の勢いを止めることができず、悔しい結果となった。
それにしても戸上は速い。足の速さ、そして腕のスイングスピードは超高校級。
次の準決勝の田中戦は注目だろう。