●女子ダブルス決勝
出雲美空・相馬夢乃(遊学館) −11、5、8、2 青木優佳・小畑美月(横浜隼人)
女子ダブルス優勝は出雲美空・相馬夢乃!
遊学館にインターハイ初のタイトルをもたらした!
1ゲーム目、11−11からネットインが2本入り、青木・小畑ペアが1ゲームを先制した決勝。左腕の青木にややカット打ちのミスが出たが、注意深く相馬のナックルカットを打っていた。
しかし、2ゲーム目以降は次第に出雲・相馬が優勢。試合後、「相馬さんのカットを相手が打ったボールを狙うのが得意」と出雲が語ったように、時にカウンターブロックでコースを突き、時に中陣からでも鋭いカウンターを決めた。
1年生の相馬は「初めての全国タイトルでうれしいです。私はとにかく入れていくだけでした」と、団体戦の応援で枯らした声でコメント。フォア面に変化系の表ソフトを貼る、珍しいタイプのチョッパーである相馬。カットの変化に加え、3ゲーム目10−8からは前に落とすフォアショートで相手のミスを誘うなど、巧みなプレーを見せた。時折見せるバックのカウンターも有効だった。