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全国高校選手権(インターハイ2018)

男子シングルスは昨年準優勝の戸上隼輔(野田学園)が第1シードだ。戸上は東京選手権でも優勝し、シニアでも力が通用することを証明している。エンジンがかかるまで時間がかかる選手だが、稲光のような超速の両ハンドが炸裂すれば初優勝が見えてくる。

大会全体での安定という意味では田中佑汰(愛工大名電)に軍配があがるだろう。好不調の波が少ないのは、日程が長い大会では強みになる。取りこぼしは少ないが、戸上には相性が悪い。決勝で戦うことになれば、大激戦は間違いない。

攻撃力が高い金光宏暢(大原学園)も優勝候補のひとりだ。昨年は3位、全日本ジュニアでも3位に入っており、実力は充分。ドイツのマスターカレッジで腕を磨いてきた金光は、持ち前の打球の鋭さに加えて、よりオールラウンドに成長している。学校対抗とダブルスには出場していないだけに、体力温存でシングルスのみに集中できるのも大きいだろう。

他には昨年の全中王者・手塚崚馬(明徳義塾)、パワーフルな留学生・劉念(日南学園)、そして地元枠などで計10名出場する愛工大名電勢が強い。

個人戦全組み合わせはこちら(全国高校体育連盟卓球専門部)
http://www.koutairen-tt.net/h30.8.3-8.inter-draw.pdf
  • 男子シングルス32シード