速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全国高校選手権(インターハイ2018)

初戦の2回戦で明豊の中村に3−2の辛勝。
首を傾げながらプレーしていた金光(大原学園)。昨年3位、全日本ジュニア3位の男もインターハイ初戦の雰囲気に呑まれていた。

しかし、そこで踏ん張るのが強者の証だろう。3〜5回戦ではどのコートよりも早く終了。攻められても弾き返すオールラウンダーは、インターハイに見事に順応した。

「今日、初めてこの体育館でプレーして、最初はボールの音、打球音が聞こえなくて、飛び方がわからなかった。空振りも多かった。2試合目からは慣れて、自分のプレーができるようになりました。
 今はブンデスリーガがシーズンオフなので、大学で練習したり、中国で練習しています。インターハイを年々経験して、今は試合のやり方がクリアに考えられるようになったし、気持ちの焦りも少ない。2試合目からは凡ミスも減ったので、明日もこのまま頑張りたい」(金光)

団体戦に出ていない金光のインターハイは今日からスタート。シングルスのみ、しかもシードなので今日、明日の2日間でインターハイが終わる。それだけに体も気持ちも乗らないまま力なく敗れてしまう魔の初戦を乗り切ったのは大きい。

孤軍奮闘の金光の試合に注目だ
  • ボールが走っている金光