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全国高校選手権(インターハイ2018)

3連覇を達成し、ふーっと大きく息を吐いた今枝監督。
豪華メンバーを揃えている愛工大名電だが、地元開催のプレッシャーは大きい。点数的には余裕が見られたが、ベンチでの今枝監督は最後まで緊張の面持ちだった。試合後、ほっと胸をなでおろした今枝監督のコメント。

「地元開催というのはかなり意識していました。長年指揮していただいた後藤淳総長が亡くなられて、喪章をつけて意識を高く持ちました。その思いを果たせて、恩返しできた思います。
 鶴岡東さんとは去年もあたっていますが、去年のうちはドリームチームみたいなものだったので・・・今年は違います。個人戦で田原が中橋くんに勝っていたから、向こうもオーダーを変えてきたのかなと。
 曽根がその中橋くんに0−2から盛り返しましたからたいしたもんです。気持ちは入る前に作ってあるので、作戦だけ伝えました。

 田中は横綱相撲で、ダブルスも個人戦優勝の力どおりの活躍で、自分自身をコントロールしてくれました。団体は全部意識していました。初戦の福井商業さんにも田中が中村くんに当たらなければ、どうなっていたかわからない。

明日からの個人戦はベスト8に3人の残ってくれている。田原は全然実績ないのに、今大会はよく頑張ってます」

地元開催で絶対に手に入れなければならない学校対抗の優勝は守った。
最終日、残すはシングルス。名電完全制覇まであとひとつだ。
  • 噛みしめるように拳をあげた今枝監督

  • 欲しかった学校対抗のタイトルをゲット!