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全国高校選手権(インターハイ2018)

●女子シングルス準々決勝
相馬(遊学館) 7、2、5 青木(横浜隼人)
野村(愛み大瑞穂) 10、−8、−9、7、8 出雲(遊学館)
高山(札幌大谷) 7、−6、−11、8、7 中田(玲)(愛み大瑞穂)
塩見(四天王寺) 4、5、7 黒野(武蔵野)

女子シングルス準々決勝が終了!

1年生チョッパーの相馬は、横浜隼人の左腕・青木をカットの変化と攻撃で翻弄。3ゲーム目に迎えたマッチポイントもフォアの表ソフトでの反撃で仕留めた。一発の強打に威力のある青木だが、相馬のカットの変化に苦しんだ。

野村と出雲の一戦は、最終ゲームの中盤まで競り合ったが、ここで出雲に痛いミスが続いた。「昨日の女子学校対抗決勝での負けを引きずってしまった。バックハンドのミスが多かった」と出雲。バックハンド主戦でラリー戦に強い野村は、精神力の強さも見せ付けた。

札幌大谷の3年生・高山は、愛み大の守護神・中田に逆転勝利。中盤でループドライブからのスマッシュにミスが出ていたが、持ち味の重いドライブを粘り強く打ち続けて勝利をつかんだ。「ゲームをリードしたところで守りに入ってしまった。悔しいです」と試合後の中田。しかし、今大会での活躍は見事だった。

塩見はカットの黒野にストレート勝ち。フォア表ソフトの塩見は強打は少ないが、カット打ちに回転の変化をつけ、黒野のミスを誘った。学校対抗から個人戦まで、ハツラツとしたプレーを見せた黒野は試合後、「塩見さんの攻撃の、ナックルの変化に対応できなくてミスが出てしまった。ブロックが堅いので反撃も難しかった」と語った。
  • ハートの強さを見せつける野村。ベスト4入りを決めた

  • 武蔵野のエース黒野、攻守に冴えたプレーを見せた

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  • 横浜隼人の青木、敗れたもののフォアの一発は破壊力あり