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全国高校選手権(インターハイ2018)

 名古屋市で史上初の40度越えを記録した今日。インターハイ・卓球競技が開催される愛知県豊田市も38度の猛暑の中、開会式が行われた。もちろん、会場のスカイホール豊田は冷房が効いていて快適だ。

 昨年度の優勝杯返還では、男子学校対抗優勝の愛工大名電、準優勝の遊学館、女子学校対抗優勝の四天王寺、準優勝の明徳義塾が学校対抗の優勝杯を返還。男子学校対抗2連覇の愛工大名電は、昨年の主力である木造勇人、高見真己らが卒業。エースで主将の田中佑汰が、地元優勝の重責を担う。

 選手宣誓を行ったのはその田中と、愛み大瑞穂高の板花美和主将。甚大な被害を出した7月の西日本豪雨へ思いを馳せた。
 「平成30年7月豪雨により、今も多くの方が復旧作業や避難所生活をしています。こうした状況の中で、インターハイは家族・仲間・先生方など多くの協力・支援があってこそ開催できるものです」(板花)。「私たちは今、こうして精一杯卓球に打ち込めることの幸せを忘れず、すべての方に感謝し、ここ豊田の地において力の限りプレーすることを誓います」(田中)。

 また、連続出場・通算出場の表彰校は下記のとおり。

◎連続出場
30回:滝川第二(男子) 
20回:埼玉栄(男子)
10回:富田(男子)、野田学園(男子)、正智深谷(女子)、済美(女子) 
●通算出場
50回:秋田商業(男子)
30回:福井商業(男子)、鎮西学院(女子)
20回:作新学院(男子)、杜若(男子)、文大杉並(女子)
  • 選手宣誓を行う愛工大名電の田中主将と愛み大瑞穂高の板花主将

  • ダンスパフォーマンスを行った豊田大谷高ダンス部の皆さん