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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2019)

●女子シングルス3回戦
加藤(日工大駒場) 3−1 相馬(遊学館)

第一シード、そして優勝候補の相馬がは3回戦で姿を消した。

左腕・加藤の振り抜く一撃必殺のスマッシュにカットが安定せず、ナックルカットも通じなかった。
ドライブで打ってくる相手なら相馬の変化の蟻地獄に引き込むことができるが、スマッシュで打ち抜いてくる相手には難しい。しかも、加藤のスマッシュにはミスがなく、相馬は点を取る手立てがなくなってしまった。

勝利した加藤は、実は卓球王国で連載中の「3カ月で変わる!ダブルス超上達法」で、監修の藤井寛子さんとともにダブルスの技術モデルを務めてくれた選手。試合後、「相馬さんは第1シードだし、Tリーガーなので勝てると思っていなかったんですけど、向かっていく気持ちでした」とコメントしてくれたが、金星の後でも表情は冷静だった。
「カット打ちは結構練習してきたので、勝てて良かったです。フォアサイドとバックサイドにロングサービスを多く出して、フォアの粒高のナックルのボールを狙って、攻撃的にスマッシュで狙うようにしました」(加藤)

「ここから1試合1試合、自分のベストを尽くせるように頑張ります」と語る加藤。ここから一気に勢いに乗るか?