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中国リポート

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☆☆☆ 2017中国卓球クラブスーパーリーグ 女子第1節 11.1 ☆☆☆
※3番ダブルス・5番シングルスは3ゲームズマッチ、すべての試合の最終ゲームは7点先取

〈吉林長白山農商銀行 3ー2 八一京博控股〉
 王曼昱 ー9、ー9、10、6、2ー7 孫銘陽○
 袁雪ジャオ 6、ー5、9、ー3、4ー7 木子○
○陳可/袁雪ジャオ 6、2 孫銘陽/劉㬢
○王曼昱 5、ー9、7、4 木子
○陳可 5、ー9、7ー1 胡麗梅
(博興県京博体育館)

〈山東斉魯交通 3ー2 龍福環能〉
 陳幸同 7、ー9、ー6、5、4ー7 李佳イ○
○武楊 3、8、ー4、11 張薔
○文佳/陳幸同 ー10、9、7ー5 張薔/朱朝暉
 武楊 ー3、7、ー5、ー7 李佳イ○
○文佳 8、ー7、7ー4 朱朝暉
(済南皇亭体育館)

〈武漢安心百分百 3ー0 四川穹窿先鋒〉
○馮亜蘭 6、ー7、9、8 郭艶
○張瑞 11、10、5 楊惠菁
○馮亜蘭/銭天一 ー9、6、7ー4 楊惠菁/袁媛
 張瑞 ーーー 郭艶
 孫芸禎 ーーー 袁媛
(黄陂体育館)

※山東魯能 vs. 山西大土河・華東理工は11月3日開催
※深圳大学 vs. 北京首鋼の開催日時は未定

11月1日に行われたスーパーリーグの女子開幕戦。5試合のうち1試合は延期、1試合は開催日時が未だに未定で、結局開催されたのは3試合のみ。丁寧(北京首鋼)、陳夢(深圳大学)、朱雨玲(山東魯能)は試合が行われず、劉詩ウェン(武漢安心百分百)は女子ワールドカップからの帰国直後で、出場しなかった。世界最高峰の国内リーグ戦としては、何とも寂しい開幕戦だ。

もう覚えている人も少ないかもしれませんが、昨シーズンのチャンピオンチームである武漢は、昨シーズン18戦全敗に終わった四川に快勝。劉詩ウェン不在でも格の違いを見せつけた。絶対的エースの劉詩ウェン、プロ根性あふれるベテランの馮亜蘭、貴重な異質の強打者・張瑞、そして銭天一と孫芸禎という長身の左腕コンビ。選手層が厚く、年齢的にもバランスのとれたメンバー構成で、対カットの不安もない。今シーズンも優勝候補の筆頭だろう。

吉林は左腕・陳可が単複2点を挙げ、八一に競り勝って幸先の良いスタート。山東斉魯もベテラン左腕の文佳が渋い働きを見せ、龍福環能に競り勝っている。龍福環能は山東省にある繊維メーカーで、昨シーズンの『鄂尔多斯1980』からスポンサーが交替。昨シーズン登録されていた平野美宇選手の名前がないのは残念だが、李佳イ、張薔、朱朝暉という昨年からの主力メンバーで今シーズンを戦う。
  • 劉詩ウェンの留守をしっかり守った馮亜蘭

  • 2勝を挙げた龍福環能の李佳イ(写真はともに17年全中国運動会)