★世界選手権(個人戦)ハンガリー大会・男子第一次代表選考会
1 趙子豪(上海) 11勝3敗 勝ち点25
2 徐晨皓(八一解放軍) 11勝3敗 勝ち点25
3 方博(山東省) 11勝3敗 勝ち点25
4 周愷(八一解放軍) 10勝4敗 勝ち点24
5 于子洋(山東省) 10勝4敗 勝ち点24
6 薛飛(湖北省) 9勝5敗 勝ち点23
7 閻安(北京市) 9勝5敗 勝ち点23
8 周啓豪(広東省) 8勝6敗 勝ち点22
9 周雨(八一解放軍) 6勝8敗 勝ち点20
10 鄭培峰(福建省) 5勝9敗 勝ち点19
11 劉丁碩(山東省) 5勝9敗 勝ち点19
12 馬特(河北省) 4勝10敗 勝ち点18
13 朱霖峰(四川省) 3勝11敗 勝ち点17
14 任浩(河南省) 2勝12敗 勝ち点16
15 夏易正(河南省) 1勝13敗 勝ち点15
★「地表最強12人」出場資格を獲得した男子選手
趙子豪、徐晨皓、方博、周愷、于子洋、薛飛
2月12~16日に北京で行われた、4月に行われる世界選手権(個人戦)ハンガリーの中国代表選考会・第1ステージ。2月28日~3月3日に深圳で行われる最終選考会「地表最強12人」への出場を懸けて、男子15名・女子16名が出場し、5日間に渡って総当たりのリーグ戦を繰り広げた。
混戦模様となった男子は、なんと趙子豪が1位通過。中国スーパーリーグの上海中星でもチームの主軸として活躍する22歳の右ペンドライブ型だ。08年東アジアホープス決勝で日本の村松雄斗に敗れて準優勝。その3年後、14歳の時に地元・上海で行われたエキシビションマッチでボル(ドイツ)と対戦して1ゲームを奪い、「彼はとてもセンスが良い、すごいポテンシャルを感じる」とボルに言わしめた逸材。……とはいえ、世界ジュニアにも出場していない彼が、強豪ひしめく中で1位通過を果たしたのは波乱と言っていい。
2位の徐晨皓は、いまだに13年ジャパンオープン決勝でカットの塩野真人選手に完敗した印象が強烈だが、非常にバックハンドが強いスタイルは回転量が落ちるプラボール向きか。3位の方博は15年世界選手権2位、出場選手の中でNo.1の実績を誇るが、劉丁碩・于子洋・趙子豪に敗れている。また、世界代表経験者の閻安と周雨がここで姿を消している。
「地表最強12人」の出場選手は下記のとおり。ひざの故障からの復帰が遅れている馬龍が出場するかどうかに注目が集まる。
★「地表最強12人」男子出場選手
馬龍、樊振東、許シン、林高遠、梁靖崑、王楚欽、趙子豪、徐晨皓、方博、周愷、于子洋、薛飛