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中国リポート

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 明日、湖南省長沙市で開幕するITTFトーナメント・オブ・チャンピオンズ。今夜、その前夜祭である「Pingpang嘉年華(卓球カーニバル)」で、「中国の尊敬すべき10人のライバル」が発表される。
 これは大会をプロモートする湖南テレビが、全国のマスコミと、中国が輩出した100人の世界チャンピオンたちの投票によって決定するもの。世界選手権やオリンピックで中国選手と名勝負を繰り広げた選手たち30人のなかから、10人が選ばれる。その30人の内訳は…

★男子             ☆女子
シド(ハンガリー)       関正子(日本)
荻村伊智朗(日本)       森沢幸子(日本)
星野展弥(日本)        アレキサンドル(ルーマニア)
長谷川信彦(日本)       パク・ヨンスン(北朝鮮)
ベンクソン(スウェーデン)   鄭賢淑(韓国)
ゲルゲリー(ハンガリー)    梁英子(韓国)
シュルベク(ユーゴスラビア)  リ・ブンヒ(北朝鮮)
ワルドナー(スウェーデン)   玄静和(韓国)
パーソン(スウェーデン)    ボロス(クロアチア)
プリモラッツ(クロアチア)   金キュン娥(韓国)
ガシアン(フランス)      キム・ヒャンミ(北朝鮮)
セイブ(ベルギー)
劉南奎(韓国)
金擇洙(韓国)
サムソノフ(ベラルーシ)
シュラガー(オーストリア)
柳承敏(韓国)
ボル(ドイツ)

 あなたの投票の結果はどうですか?
 ちなみに筆者の選出する10人はワルドナー、パーソン、劉南奎、シュラガー、柳承敏、ボル、松崎キミ代、梁英子、リ・ブンヒ、玄静和。
 日本選手では、「Mr.卓球」荻村伊智朗は、全盛期が中国が台頭した1960年代ではなく、50年代であることから外させて頂いた。また、星野展弥は61年北京大会の男子ダブルスで優勝、団体では敗れたものの徐寅生と伝説の名勝負を繰り広げ、松崎キミ代と関正子は61・63年世界選手権で女子団体のタイトルを中国から死守している。
 いずれ劣らぬ名選手揃いだが、やはりワルドナーの存在感は光る…。(文中敬称略)

Photo上:見よ、このパワードライブ! ハンガリー三銃士のひとり、ゲルゲリー(79年世界団体優勝)
Photo下:中国と互角に渡り合った韓国の梁英子(左)・玄静和。88年ソウル五輪ダブルスで金メダルを獲得