スマホ版に
戻る

中国リポート

トップニュース中国リポート

 昨夜、ITTFトーナメント・オブ・チャンピオンズに先立って行われた「Pingpang嘉年華(卓球カーニバル)」。各地の予選を勝ち上がった選手たちや、合同合宿を行っていたヨーロッパと中国の少年選手が王励勤らトップ選手に挑戦。王励勤がハンデ戦で、女子学生に四苦八苦する一幕も。

 そして永遠のライバル、中国vs.スウェーデンが再び相まみえたエキシビション・マッチ。
 第1試合は王涛vs.ワルドナー。「王涛的肚子変小了、老瓦的肚子変大了!(王涛のお腹はヘコみ、ワルドナーのお腹は大きくなりました!)」とユーモアを交えて実況を行ったのは黄健翔。サッカー解説のカリスマと言われながら、ワールドカップで偏った解説をして視聴者に謝罪するなど、何かとお騒がせのスポーツアナウンサーだ。
 第1ゲームは11-6でワルドナーの勝利。ここで王涛が、いっそのこと21点制でやろうとワルドナーに提案。急きょ21点制で行われた第2ゲームは、ワルドナーがお得意のロビングで会場を盛り上げた。第2ゲームは21-11で王涛。「彼はウソをついてるんじゃないか? コーチをやってて、まだあれだけのプレーができるなんて(ワルドナー)」。

 第2試合は丁松vs.カールソン。この試合も同じく21点制で行われた。「12年前、彼と対戦した時には、最後までノーチャンスだったよ(カールソン)」。このエキシビションマッチは21-19でカールソンが競り勝った。「12年前は僕が勝った、今日は彼が勝った。これで僕らの通算成績はタイだ(丁松)」。

 現在も卓球王国でありつづける中国に対して、ワルドナー、パーソン、カールソンに続く選手が現れないスウェーデン。後継者として期待されたホーカンソン、ルンクイストも中国のライバルには成り得なかった。この両雄が再び世界選手権の決勝で相まみえる日は来るのだろうか?

☆コメント部分出典:楚天都市報

Photo上:昨年度は解説を務めた王涛、この時はまだ丸かった。なんとも妙な写真です…
Photo下:05年世界選手権ではベスト8に入ったカールソン