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中国リポート

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 明日23日、ついに開幕する第49回世界卓球選手権広州大会(団体戦)。中国男女卓球チームはすでに18日には北京を離れ、大会が行われる広州市に入った。
 翌19日には調整練習を開始した中国女子チームの中で、郭躍が左足を捻挫したという情報が入っている。階段を下りていて不注意から転倒し、左足をひねったとのこと。「劉詩ブンとのメンバー交替があるか」という憶測も流れたが、「郭躍のケガは大会に影響するほどのものではない(施之皓監督)」。

 練習場では故障知らずだった選手が、日常生活の不注意で思わぬケガや病気をするケースは少なくない。レストランでトイレに行く際に転倒し、右足首を骨折したワルドナーの例もある(かなりアルコールが入っていたようだが)。郭躍は世界選手権のことで頭がいっぱいで、足元に注意が向かなかったのかもしれない。19日の練習を休んだ郭躍、翌日から別メニューで軽めの調整を続けている。

 男子チームの練習では、劉国梁監督が自らラケットを握った。王励勤と練習していたオーストリアの陳衛星が体調不良を訴えたことから、急遽ピンチヒッターとしてコートに立ち、王励勤の3球目攻撃の練習相手で汗を流した。2002年に引退してから5年以上が経ち、コーチとしての実績と同時に体重も着実に積み上げている劉国梁だが、元五輪金メダリストの右腕は健在のようだ。

Photo:本番前に首脳陣をヒヤリとさせた郭躍。軽傷で何よりでした