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中国リポート

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 今月21日、中国の北方にある内蒙古(モンゴル)自治区体育局が記者発表会を行い、2010年に開催される、第15回世界ベテラン卓球選手権の準備状況が報告された。世界ベテラン選手権が行われるのは、自治区の区都であるフフホト(呼和浩特)市。大会のロゴやマスコットを中国全土から募集し、体育館も新しく建設するなど気合いが入っている。内モンゴルと聞くと草原を連想する方もいるかもしれないが、フフホト市は人口約260万人の大都市で、人口のほとんどは漢民族だ。

 世界ベテラン卓球選手権は、元世界チャンピオンらで構成された国際スウェスリングクラブが主催する、40歳以上の選手による世界大会(隔年開催)。今年5月にはブラジル・リオデジャネイロで第14回大会が開催される。2004年に横浜で行われた第12回大会には約3,000人の選手が参加するなど、盛大な規模で行われている大会なのだ。

 フフホト市には日本からの直行便はなく、北京での乗り継ぎが必要。成田空港から北京までは約3時間半~4時間、新関西国際空港からは約3時間。北京で飛行機を乗り継いで1時間でフフホトに着くので、日本からでも5~6時間で到着と意外に近い。チベット仏教の寺院や史跡、まだ寒そうだが郊外には雄大な草原も広がっている。大会は6月7~12日の6日間の日程で行われる。

Photo:あまり関係ないですが、内モンゴル自治区の出身である陳衛星。国家女子チームの美人選手・賈君もフフホト市の出身