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中国リポート

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 貴州省遵義市で行われた中国卓球クラブリーグ・甲Aリーグ第2ステージ。女子の1stトーナメント、2ndトーナメント決勝の結果は以下のようになった。

□女子第2ステージ・1stトーナメント決勝
[山東元華 3-1 深セン柳絮飛]
○陳夢 -8、12、-6、10、9 柳絮飛
 顧玉ティン -7、7、10、7 羅ユエ○
○顧玉ティン/李聖ジエ 10、7、4 羅ユエ/熊欣芸
 ○李聖ジエ 10、6、-10、6 柳絮飛

□女子第2ステージ・2ndトーナメント決勝
[山東魯能黄隊 3-2 山東魯能紅隊]
 張聡聡 -4、9、-8、-9 呂慧○
○侯琳 9、-6、9、9 肖萌
○侯琳/林紅 9、8、-11、5 肖萌/田ブンイ
 林紅 -10、-7、4、6、-3 呉慧○
○張聡聡 -8、9、7、4 田ブンイ

 第2ステージ優勝は1stトーナメントを制した山東元華。決勝では深セン柳絮飛の監督兼選手である柳絮飛から2点を奪った。エースの陳夢は先日お伝えしたU-17中国卓球オールスター戦でも優勝した期待のホープだ。2ndトーナメントで優勝した山東魯能黄隊(3軍チーム)は第2ステージ4位。第1ステージの重慶大会では15位と大きく出遅れたが、日本リーグのサンリツに所属する侯琳、06年アジアジュニア選手権カデット2位のチョッパー・張聡聡がチームを引っ張った。

 第1ステージの重慶大会で優勝を僅差で逃し、この遵義大会での成績が注目されていた昨シーズンの超級リーグ9位・重慶康徳はまさかの7位に沈んだ。1stトーナメント、2ndトーナメントともに、北京拍里奥のエース朱虹(右カット主戦型)に2点取りを喫して準々決勝敗退。第1・2ステージの総合成績では2位につけているが、断トツの優勝候補と思われていただけに予想外の苦戦。重慶康徳に連勝した北京拍里奥も決勝進出は果たせず、総合成績は4位とやや苦しい。
 第2ステージを終えての総合成績1位は山東魯能紅隊。以下5位まで重慶康徳、深セン柳絮飛、北京拍里奥、山東元華という順番になっている。第3ステージの連雲港大会は、9月23~27日まで江蘇省連雲港市で行われる。超級リーグへ自動昇格できる総合1位、そして入れ替え戦へ出場できる総合2位となるのは、果たしてどのチームか?

Photo:2ndトーナメント決勝でラストを締めた張聡聡(山東魯能黄隊)